ラピュタ・ユニット(LU)は各都市、町の上空に浮かぶ魔道器のインフラである。
一般的にはLU波(エル・ユー・ハ)という異次魔力波が常時出力され、町や都市にふりそそいでおり、各家庭や施設にある境界変換器(インターフェイサー)で必要な質の魔力に変えて動力としたり灯りとしたりする。
また、ラピュタ・ユニットは環和領域通信機(フィールド・リンク・システム、通称FLS)という魔道器の中継地点でもある。
※FLSは、携帯電話みたいな位置づけ。
異変体レベルの力を持つ公務員である。
したがって一般的には「異変体のとりしまりをしてくれるけど、彼らも怖いのよね」って認識となり、嫌われはするが異変体ほどではない。
どちらかといえば社会に貢献しているので英雄といった側面もある。
国家公務員であるし、かなりシステム化されてはいるが、その全貌は一般人、そして教育院をでた若い異変体には謎な部分が多い。
枢密院が管轄する少年、少女の異変体が更正可能であると判断された場合に送られる更正施設。
現在全国には15の教育院が確認されており、そのうち当物語の主人公橋野呂弧がいたのは第六教育院である。
人口密集地を避けて作られているものの、職員がすくなくない上に高給取りも所属するため、古い教育院になると、ある程度集落化してしまうことが問題視され始めている。