・セーラ・ロート・バイエベルク
第一王女。
臣民の人気が高く、貴族からも利用価値の高さから現在王族のなかでは名誉的にもっとも無傷な女性。
王女という立場上、婚姻や恋人等、その手のことには自由はなくしばしば諦観が見られるがそのことを原因に落ち込んだりはしていない。
また、国政にも口を出すことができる教養と度胸もあり名実に劣らないプリンセスといえる。
なお、たびたびミリルを誘い、性的欲求を解消している模様。
・ミリル・サージ・ヴェタラル
剣士のなかでもトップクラスの実力を持つセーラの警護者。
第二王女が魔女の烙印を押され、追われる身へと堕とした経緯から結成された、王族を専属で護衛する任についている。
女剣士でありながら王族からの信頼は厚い。
母は死去しているものの稀代の弓兵であり、父も文芸に長けた貴族であるのと同時に、ミリル本人も類まれなる能力を持つためと考えられる。
武器は<エス・スピニール>という特殊な剣をたずさえており、防具もオーダーメイドと、見事な剣士の彼女だったが、セーラには頭があがらないようである。
・ティーリエ・アッヘンワル / マルディナ・ベーレンドルフ